これまでは見えない人の経験としてアイマスクを使っての体験のみでしたが、今回は白内障や視野狭窄を段階的に体験できるゴーグルを使って、見えにくい人の読み書きや歩行などもやってみました。
体験された方は、「地図は形が分からず、字は何も見えない」「色ペンに香りがついていれば、それが何の色か分かるのに」などおっしゃっていました。また、少し見える状態では、皆さん余裕がありましたが、全盲になると方向感覚を失って、どこを向いているのか分からなくなったようでした。
屋外での、階段での歩行や車いす体験では、視野狭窄と全盲の体験とガイド役を交互に体験してもらいましたが、階段の下りでは、ガイドがいてもかなり怖かったようです。
雨も心配されましたが、屋外での体験も無事にでき、「日常ではあまり体験できない貴重な体験ができた」「これからもいろんな体験をしていきたいので、また参加したい」など嬉しい感想をいただきました。
参加された皆さん、ありがとうございました!