2022/05/14 イベント

【第5回視覚障がい体験会「上手に説明できるかな?」】

【第5回視覚障がい体験会「上手に説明できるかな?」】

今回は留学生を含めた福祉科の短大生5名と福祉施設の職員の方1名の、計6名の方が参加して下さいました。

今回は体験会で、当事者役の人はアイマスクをしたまま、材料を手で触って大きさを指示したり、調理の手順を伝えたりと、当事者の調理を体験していただきました。介助者役の人は、その説明を聞いて作り、食事の際は「○時の方向」というふうに時計の短針に見立てて、食器の位置を見えない人に分かりやすく示す“クロックポジション”での説明の仕方を体験しました。

調理の際の説明も難しかったようですが、アイマスクをしての食事は、「食べる時に自分の口の位置が分からない」「食べ物がどれだけ残っているのか、見えないと分かりづらいことが分かった」「視覚を遮断することで、味覚が敏感になった気がする」という方がいました。

食事の場面やその後の時間で、参加して下さった皆さんとたくさんお話ができて、私たちの生活の一部を知っていただけたことはよかったですし、とても楽しい時間でした。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!