自分のできることは何でもやる・人の手を借りない・人に迷惑をかけない・確かにこれらのことは自立と言えます。しかし、私たちが考える自立は全く違います。人の力を借りてもいい、自分らしい、自分にしかできない生活を送る。これが私たちの考える自立です。人は誰しも人の力を借りて生きているのです。人は障がいの有無に関係なく、自分のしたいことを選択し、それを自分の意思で決定する。そして決定したことに対しきちんと自分自身で責任を持つという権利を持っているのです。「障がいを持っているからできない…」「障がいを持っているから弱い人間なんだ」ではなく、「障がいを持ってもできる」「障がいを持っていても強く生きている!」一人でも多くのからに、そう思っていただき、自立生活の実現ができるよう支援を行います。「地域で自立してみたい」「一緒に活動してみたい」と思う方、是非ご連絡下さい。全力でサポート致します。
当事業所では、利用者主体のサービス提供をおこなっております。利用者主体とは、全ての物事をご本人が決め、その決定に対し介助者が支援するという事です。例えば、調理をする際、「〇〇を作ってください」という指示ではなく、介助者に声が届く場所で、調味料一つ一つの指示を出し、自分の食べたい味付けにしていきます。私たちは、利用者様自身が力を付けていく事を目的とした、エンパワメント支援を行っております。介助者が何かの事情で支援が出来なくなった場合、同じ料理を二度と食べれなくなるという事ではなく、どなたが介助に入っても、ご自分の好きな味付けで料理を食べる事ができる。利用者様自身が地域社会で自立した生活をずっと続けていって欲しいという願いを込め、エンパワメント支援を理念にサービス提供を行っております。
障がい者・高齢者の方々が旅をする際に、一番、悲しいのは情報が無いということです。この事から、私たちは別府をはじめ大分県への旅行や観光をより一層楽しんでいただけるよう日々、新鮮な情報を求め動いています。
私たちが提供する情報は、完全バリアフリーの施設ばかりでなく、むしろ、バリアがある情報の方が多いといってもいいくらいです。何故なら、全ての情報の中から、「決めるのは自分自身」だからです。
完全バリアフリーな施設を求める方、少々バリアがあっても、その地域で有名な観光地、温泉、宿泊施設、飲食店を選ぶのも、観光に来られる本人であり、旅の醍醐味です。
このような背景から、障がいのある人も、高齢者の方も、そして障がいが無い方も、大分県の魅力を知っていただき、安全で安心できる充実した「旅」を楽しんでほしい!そんな思いから活動を行なっています。