事業内容 事業内容

理事長あいさつ

後藤 秀和
NPO法人 自立支援センターおおいた 理事長
後藤 秀和

当団体では、どんなに重度な障がいがあっても、地域で自立した生活が実現できるための支援を行うと共に、障がい者が主体となり、別府市及び大分県へのバリアフリー観光推進事業を行っています。 障がいがあることで、自分のやりたいことを諦めているという方も少なくはありません。地域で自分らしい生活をすること、行きたい場所に自由に行くこと、誰にでも平等に与えられた権利だと思います。しかし、誰に頼って良いか分からず、また情報も無い中で、その想いを実現できず、悩み、悲しみ、迷っている方も多くいます。私たちは、その様な方々と出会い、一緒に考え、挑戦し、地域で生活していく為に必要な経験を共に積んでいきます。自己選択と自己決定が尊重される生活。自立したいと思う気持ちがあれば誰でも挑戦することは可能だと思います。どんな重度の障がいがあっても将来に夢や希望を持てるよう、又、障がいがある方も無い方も誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて走り続けていきます。

活動理念

活動理念 活動理念

Enjoy My Life

自分らしさをありのままに

目指す3つの理念

1

重度障がい者への自立支援

当団体は、どんなに重度な障がいがあっても、地域で自立した生活が出来るよう支援を行っていきます。誰もが沢山の選択を持ち、自分のしたいことを自由に決める。そして、自分で選んだことに責任をとっていく事は人として当然の権利で、障がいを理由に色んな挑戦を諦める必要は無いと思います。私たちは、自己選択、自己決定、自己責任の当事者主体による生活をしたいと願う「仲間(ピア)」へ全力でサポートしていきます。

2

ユニバーサルデザイン社会の実現

 私たちはこれまで、地域のバリアフリー(BF)・ユニバーサルデザイン(UD)、障害福祉に関する様々な問題に対して、提言や啓発活動をおこなってきました。どんなに重度な障がいがあっても、誰もが社会の一員であり、一人の人間として地域に貢献することができる。日頃より、不便を感じている当事者が発言し、その目線にたった人・ものづくりをおこなうことは、誰もが排除されることなく安心して暮らせる社会になっていくことを知っているからです。障がいがあっても無くても、誰もが手と手をとりながら、分け隔てなく支えあって生きていける共生社会を目指し活動を行っていきます。

3

バリアフリー観光・旅行の普及

別府市をはじめ大分県に旅行に訪れる、障がい者・高齢者等の方々が安心して満足いく観光を楽しんでいただけるよう、平成26年4月に「別府・大分バリアフリーツアーセンター」を開設しました。パーソナルバリアフリー基準(全国統一基準)を用いた調査を実施し、情報発信・提供を行っています。個々の状況、状態に応じて行きたい場所を自分で選び決定できるよう沢山の選択肢をご用意しています。例えば、入口に段差が1段あるけど、とっても美味しい料理があるお店。多目的トイレはないけど絶景が見渡せる場所。私たちが提供する情報は、あえてバリアの状況を詳しくお伝えする。この事により、選択肢の幅は広がり、その情報を元にどのようなプランで観光をするかは自分次第です。障がいがあっても、高齢者でも沢山の選択肢を持ち最高の観光や旅行を楽しんでいただきたいと思います。