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近藤和義のつぶやき

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地方創世のチャンスを逃すな湯平温泉

地方創世のチャンスを逃すな湯平温泉
 湯平温泉は、儒学者、脇蘭室をして「最も良いものは湯平、観海の兄となす」と言わしめたほど、魅力溢れる温泉地として繁栄した歴史を有しています。
 戦後70年、時代の趨勢とともに生活様式も変わり、観光の動態もまた違ったものとなってまいりました。日本一おんせん県おおいたのツーリズム戦略を進める本県にとって、また由布市の発展にとって、湯平温泉が昔時の賑わいを取り戻していくことが、今強く求められています。
 私は地元の県議として、湯平の地域住民の利便性向上や安全安心の防災対策に取り組んでまいりました。特に地滑りの危険性については町議の時代より熟知しておりましたので、国や県の予算確保に全力を挙げています。

大分湯の平有料道路の無料化
 大分湯の平大橋の建設には9億2000万円を要し、全額通行料で、昭和56年3月30日から平成23年3月29日までの30年をかけて償還することになっていましたが、予定の通行が得られず、毎年赤字を出しておりました。せっかく立派な橋をかけても充分に活用しなければ投資の意味がなくなります。当時の知事に何度も要請を重ね、地元の皆さんにも署名活動を頂き、9年前倒しでの無料化を実現しました。

住民の安心安全を守る地滑り対策
 地滑りは昔から山津波として大変恐れられてきました。危険な予兆が発生した個所の直下にある民家182戸と温泉街の防災対策はまさに喫緊の課題であり、私は一期目就任の直後よりこの問題に全力で取り組んでまいりました。これまでに国費や県費を合わせて77億円以上の対策事業を確保 し工事を進めていますが、ほぼ完成に近づいており、平成30年に完成予定 となっています。

湯平温泉の未来に欠かせない泉源の安定確保と
街中の賑わい創出

 地元の皆さんには様々なイベントとともに石畳の似合う外観創出事業などにも取り組んで頂いておりますが、根本的には泉源の安定確保 と、人の体に優しく、飲むことのできる源泉の復活 が欠かせません。また、食の味力による集客 はこれまで以上に重視することが大切です。

交通の安全対策と利便性の確保
 明るいトンネルを抜ければ、そこが湯平温泉場とのイメージを私は描いております。
 地権者にはすでにお話を申し上げ、快くご了承 を頂いております。
 交通の利便性については、市政の範疇ですのであえて触れません。
 肝心なところは地元の皆さんがどう力を合わせるか にすべてが懸かっていると思います。
 地方の創生が国によって強く打ち出されている今日、この機会を逃すことなく、『名にし負う名湯湯平温泉の復活 』に向け、関係者が一丸となってその底力を示す時が来たと思っております。
 地元の皆さんの本音のご意見 をお待ち申し上げております。

挾間水問題調査研究会 顧問 近藤和義(由布市選出県議会議員)



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